小林 : こんにちは、小林正弥です。今日は活躍している専門家インタビューということで、日本型サブスクビジネスの構築を支援している前野有美さんにお話を伺います。前野さん、よろしくお願いします。

前野 : よろしくお願いします。

小林 : サブスクビジネスが今、注目されている中で、しかも日本型という、日本人に合った形のサブスクビジネスの構築を支援されていると思いますが、まずサブスクビジネスは何なのかということと、日本型にあえてこだわっているというご自身の活動内容について、教えてください。

前野 : サブスクはサブスクリプションの略ですが、昔でいう書籍の定期購読みたいなところから言葉としては来ていますが、最近では毎月お客さまに課金をして、一回だけではなくて何度もリピートしていただくという形で、継続してもらうために、より満足度の高いサービスをどうやって提供していくかというのが、今は大事になってくるのかと思っています。

“日本型”と付けたのは、私が新しいサービスやビジネスを支援する上で、新しいものをボーンとつくるのが、日本人はアメリカ人と比べると難しいところがあるみたいで、私も過去にコンサルティングの顧問契約というか、サブスクリプション型でやっていたことがありますが、そのときの経験から、ある程度テンプレートがあって、そこに各々得意なものをコンテンツとして乗せていくのが、日本人には合っているのかなと思いました。真似が上手というわけではないですが、人のいいところを取り入れてアレンジするのが、日本人は得意なので、そういう意味で“日本型”と付けました。

あと一般的にいうサブスクリプションは、すごく資本があったり、既に書籍やビデオなどのストックがあって、それを安く貸し出すというものだと思いますが、それだと自分がすごくお金持ちじゃないとできない部分があるので、そこをゼロからでもできますよという形でご提供しています。

小林 : 今、その構築を受けているクライアントさんたちがいると思いますが、どんなサブスクビジネスをつくっているんですか。

前野 : 今お付き合いしているクライアントさんはアロマ業界の方ですが、アロマのスプレーって1本が1000円とか、高くても数千円というもので、そこにアロマを香らせるディフューザーというものもありますが、それも1万円からで、そんなに課金ができるものではないんですね。

香りって、その場に行かないとなかなか実感できないものでもあるので、展開が難しいんですが、そこを空間プロデュースという形で、空間プロデュースを企業にしてあげるという形になると、その会社のブランディングに関わってくることなので、非常に高い価値になっていくようなサブスクリプションをつくっていくということで、今アロマのほうをやらせていただいてます。

小林 : ものを売っているというよりは、空間全体の、そこに関わる人の幸せというものをトータルで継続的にサポートしていくという形ですね。もともと有美さんはコンサルタント第一線で活躍されていらっしゃる中で、新講座型ビジネスをご自身の活動に取り入れようと思った背景は何だったんですか。

前野 : 私も過去に定額課金という形でやっていましたが、一人でサポートするクライアントは限りがあるので、そこを青天井でできる可能性があるというところが、私にとってはとても魅力的でした。最近自分もインターネットを通して、反転学習みたいなものを学ぶ機会があって、これはやっぱり可能性があるし、り多くの人がこういう形で教育したり、されたりするというのは、すごくいいことだなと思って参加をしました。

小林 : 新講座型のモデルだと、特に資本がない人でも取り組めるし、かつ従来やっていた労働集約型のティーチングを映像にすることで、個別のフィードバックにも時間が使えるし、顧客数もある程度青天井に増やせるということですかね。

前野 : そうですね。

小林 : サブスクはサブスクで有美さんのところに問い合わせをいただくとして、新講座型ビジネスというビジネスモデルを導入したらいいのではないかという人は、どんな人だと思いますか。

前野 : それなりに過去に自分のビジネスで成功体験を積まれている人のほうが、より新講座型ビジネスの意味を理解して取り組めるのかなとは思います。

小林 : 僕も全く同感です。知識提供はいろいろなところから寄せ集めて編集すればいいですが、クライアントや生徒の結果に一番影響を与えるのは、自分の人生やビジネスで積み上げてきた知恵の部分になってくるので、ある種直感力だったり、AとBとどちらがいいのかという、答えが中でAと言える力だったりするので、ある程度の経験値がある人のほうが向いてるかなとは思います。

今日は日本型サブスクビジネスの構築をしている前野有美さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。

前野 : ありがとうございました。