【小熊 弥生】世界で成功する 英語即聴力

最終更新日:2019年10月10日


「世界で成功する 英語即聴力」著者 小熊弥生さんとは?
世界的リーダー達に影響を与えてきたアンソニー・ロビンズの言葉
成功者が成長を続けられる理由
自分自身の恐れに向き合う事が出来る人と出来ない人
小熊さんが経験した、恐れを解消する方法
英語学習にも活かせる「ASAPなるはや勉強法」
成功し続ける人に共通する点
脳の発達状態から分かる、成功するチームの作り方
億を超えるために必要な「チーム」と「システム」
独自の思考法で世界に影響を与えるディマティーニ博士とは
実体験から導き出した人格を磨く方法
活力を見出すための自分に合った健康美容法
学びを自分のものにしていくために実践すべき事
世界に日本の素晴らしさを伝えていくために、小熊さんの今後の活動

「世界で成功する 英語即聴力」著者 小熊弥生さんとは?

【小熊 弥生さんプロフィール】

国際同時通訳者、TEDx登壇者&通訳リーダー、カリスマ英語セミナー講師、株式会社ブリッジインターナショナル創業・代表、英語維新発起人。
安倍首相、菅官房官など多数の国家元首に加え、金持ち父さん貧乏父さんの著者ロバートキヨサキ、世界ナンバーワンコーチのアンソニーロビンズ、マーケティングの巨匠のジェイエイブラハムなど世界の名だたるリーダーの同時通訳。
英語維新を発案し、日本と世界を橋渡しするブリッジーインターナショナルを創業。現在は、小学生から84才のシニアにも伝授し、日本と世界を隔てる言葉と思考の壁をなくすべく、日々英語維新発起人として尽力している。
過去出版の6冊で累積14万部を達成。現在7冊目を執筆中。最新刊:「世界で成功する英語即聴力」(秀和システム)。処女作の『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)は爆発的に売れた。他にも多数の夢を叶えた『英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(中経出版)もロングセラー。

【著書】『世界で成功する 英語即聴力』
【公式HP】小熊弥生さんオフィシャルサイト

小林 : 著者対談を始めていきます。今回のスペシャルゲストは、小熊弥生さんです。よろしくお願いいたします。

小熊 : よろしくお願いいたします。

小林 : 小熊さんとの対談は、今回で2回目になりますが、小熊さんはたくさん著書も出されていて、前回は1000万プレーヤーになるというところの、小熊さんが実際にやってきた経緯について伺いました。今回は、僕がおかげさまで『億を稼ぐ勉強法』を出版させていただいて、この本を書き終わった後に、小熊さん流の億を稼ぐ勉強法を聞きたいなとすごく思いました。小熊さんは“英語維新”というミッションを掲げて、英語を教えるビジネスやさまざまな事業を展開されています。
安倍首相などグローバルなトップスピーカーの人たちの同時通訳をされてきていて、世界で活躍している人たちがなぜ成功しているかという成功の秘訣を、ごくごく身近で見てきておられる方です。今回は小熊さんが今までビジネスパートナーとしてやってきた人たちが、なぜ成功しているのか、その人たちの考え方や勉強法を伺いたいと思います。
まず小熊さんのご経歴や、ビジネスの内容について教えてください。

小熊 : 短大を卒業して、所持金6円というところからスタートしました。TOEIC280点から、半年で英会話の主任講師に抜擢され、3年後に通訳デビューをし、その後通訳を25年経験しました。その中には安倍首相、菅官房長官、世界ナンバーワンコーチであるアンソニー・ロビンズ、今のマーケティングの基本の基本をつくってくださったジェイ・エイブラハム、ノーベル平和賞を受賞されたサーリーフ大統領、『金持ち父さん貧乏父さん』のロバート・キヨサキ、3大投資家のジム・ロジャーズなど、世界的な著名人の通訳をさせていただきました。

その中で、自分自身が日本語を英語にして、英語を日本語にするという仕事をするだけよりも、私自身が英語が全くできないところからここまで来たので、そのノウハウ自体をお伝えしたほうがいいのではないかというところから、セミナー事業を手掛けて、成功哲学と掛け合わせて英語を教えていったところ、受講生が1カ月でネイティブの英語を聞けるようになったり、4カ月で同時通訳者としてTEDxHanedaでデビューされたり、生徒さんもものすごい成果をあげることができたので、私がつくった英語メソッドで、日本の英語教育を改革できるかもしれないということで、英語維新のムーブメントをスタートしました。同時にブリッジインターナショナルという会社も立ち上げて、“bridge japan with the rest of the world bridge your talent with the rest of the world”ということで、日本と世界を結びつける、そしてあなたの中にある潜在能力と世の中を結びつける橋渡しをしていく会社を、今3期目で経営しています。

世界的リーダー達に影響を与えてきたアンソニー・ロビンズの言葉

小林 : 今、オーストラリアの方も視聴されていて、「アンソニー・ロビンズの早口を同時通訳するって、神業ですね」というコメントが来ています。

小熊 : 2010年11月に、初めてアンソニー・ロビンズの通訳をさせていただきました。ボランティアのオーディションからスタートして、3カ月ぐらい猛特訓をして、11月にアメリカのニュージャージーでの“Unleash the Power Within”、あなたの中にいる巨人の目を覚ませようというセミナーの通訳をさせていただいたところから、今もう9年目に入っています。

小林 : 小熊さんは英語を教えるだけではなく、アンソニー・ロビンズさんとか、その人たちの思考法を直接浴びてこられたわけですよね。

小熊 : 通訳は理解をできないと、訳すことはできても伝わらないというところがあるので、私の中では“脳の完コピ”と言ってますが、最初に自分自身の耳にその人の声が届き、それを真っ先に自分がアウトプットするということなので、インプットとアウトプットが瞬時になるからこそ得られる学びというのがあるので、そこの部分を自分の中で消化させて、それをもとにコンサルティングもしています。

小林 : 前回の対談では、小熊さんの成功ヒストリーを中心に伺いましたが、さらに小熊さん自身もアップデートされているので、そこも伺っていきたいと思います。通訳をしていた中で、印象に残っている人はいますか。

小熊 : もちろんアンソニー・ロビンズは本当にすごいです。9年通訳している中で、彼自身がどんどん進化し続けて、その進化が通訳しているときに伝わってきます。ご本人が進化を続けているだけではなく、会場にいらっしゃる方も進化を遂げています。例えば、「今、会場にオプラ・ウィンフリーがいるんだ」みたいな感じです。オプラ・ウィンフリーは日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、オバマ大統領を当選させた、長者付けナンバーワンになっている黒人の元アンカーウーマンで、そこからネットワークの所有者にもなってしまった、要は放送局をスタートさせてしまった女性がいらっしゃいます。その方が会場に来ていたとか、そういうレベルです。
毎回セミナーに行くと、1万人が会場に詰めかけています。1万人の人生が、アンソニーの何十時間の講義によって、目の前で本当に自殺しそうな人たちの顔色がころっと変わって、人生を謳歌できる、人生を変える瞬間、“You can change your life heart beat”とよくアンソニーが言いますが、本当にこの一回の中で人生は変えられると言いますが、それを何度もこの10年間で拝見させていただいてきました。自分にとって力付けになりましたし、私自身もセミナーというのは20~30人でしかできないものではなくて、何百人、何千人いても大丈夫と確信が持てたのは、世界のトップのセミナーを実際に見て通訳させていただいて得られたものだと思っています。

成功者が成長を続けられる理由

小林 : 他に印象に残っている人とか、成功し続けているなというスピーカーはいますか。

小熊 : スピーカーというところでいうと、ブレンドン・バーチャード氏ですね。インターネットマーケティングで、一番伸びているとアメリカで言われいてる人ですが、ブレンダンがろっ骨を折っていて、笑うだけでも痛いという状態の中で、最良の状態を保って、まるでイルカのように生き生きと、延々と講義を続けていて、それもすごいなと思いました。
今、国連の事務総長をやっている方の通訳もしましたが、確かにこの人は成功するだろうと思った方が伸びているというのはあります。

小林 : 10年単位でいろんな人の浮き沈みを見てきたというところが、すごく面白いですね。

小熊 : 「この人、どうだろう?」と思っていた方々は、病気になってしまったり、その後事業のほうでなかなか苦戦されている状況になっていて、そういう意味では、誰が継続的に成功するんだろうということを考えながら通訳させていただいてますが、大体その予測が合っているところが面白いなと思っています。

小林 : まず最初の質問ですが、先ほど名前が挙がった人たちは、なぜ成長し続けられるんですか。

小熊 : 向き合い続けているからだと思います。成功していくと、どうしてもイエスマンの組織をつくっていってしまうと思いますが、反論を受けたときに、どう返していて、そのときに自分自身の人間としての弱点も見えてくるので、そこにつぶさに向き合っている人たちというのは、どんどん成長していきます。通訳者は、結構裏側も見えてしまうので、非常に肩書きがあるような人でも、「あ、お酒のにおいがする」とか、「ちょっとまずいものを摂取されてますね」というのも、全部分かってしまうんです。どこまでいっても人間なので、皆さん、恐怖心と戦っているわけですが、その恐怖心と向き合い切れずに、自分自身の弱点を何かで麻痺させている方というのは、必ず墜落していきます。

自分自身の恐れに向き合う事が出来る人と出来ない人

小林 : 成功のプロセスの中に落とし穴がある、人が麻痺させなきゃいけないようなことが訪れるということも、普通の人からしたら「そんなのがあるんだ」と思いますが、そこを具体的に教えてください。

小熊 : 成功している中で、周りからの期待が高くなると、超人的に扱われますよね。「あなただったら、これぐらい大丈夫でしょ?」ということで、高い目標を設定されて、その中でその人も、「数字の分析は得意だけど、人前で話すのは苦手」とか、それぞれの人間らしい弱点を抱えているわけです。そこで、自分自身の弱点だけが拡大していくところが出てくるんです。「お金をたくさん持つと、あなたの人間性が拡大される」という表現が、英語にあります。もし自分が恐れというものを、ものすごく持っていたとすると、その恐れがお金とともに拡大するので、お金をすごく守ろうとするタイプになります。お金がないときは、人間は制限があるので抑え込まれている状態ですが、その制限が取れると、その人の弱点が拡大することになります。

小林 : 初めて聞きました。お金を持って成功すると、弱点がなくなるどころか…

小熊 : 解放されてしまうんです。

小林 : もともと自信がなくて、自信をつけようと思って成功したら、逆に自信のなさがふくらんでしまうとか?

小熊 : それがハリウッドでよく起きてしまう自殺問題というところに、つながってきます。

小林 : そういう心理状況があるんですね。

小熊 : アンソニー・ロビンズにハリウッドのお客さまが多い理由は、そこなんです。その問題を解決できる手法を、アンソニー・ロビンズが持っていたので、ハリウッドの俳優さんたちが彼のセミナーによくいらっしゃるのは、それが理由ですね。

小林 : 恐れやネガティブなものを麻痺させようとする人は、時間差で下がっていってしまうと。向き合うというのは、どういうことですか。

小熊 : 向き合うということは、自分自身が何が原因でそれを恐れているのかを、オーバーホールというか、ちゃんとその恐れている理由自体を、自分の中で分析している人たちです。実際恐れていることは、自分の幻想がほとんどで、小さい頃の原体験もあるでしょうし、大人になってからの上司からの対応だったり、自分の身近な奥さまからの何か一言だったかもしれないし、つぶさに見ていけば恐れの根源が見えてくるので、そこ自体をちゃんと対処している人というのは、それを乗り越えられるので、麻痺させるような中毒を持たずに、次のステップに上がることができています。

小熊さんが経験した、恐れを解消する方法

小林 : 小熊さん自身、ノンキャリアのところから、英語も帰国子女ではなく、日本で英語を身につけたわけですよね。小熊さん自身にも、恐れがやってくることがありますか。

小熊 : よくあります。私の中の一番大きい恐れは、頑張ってないと愛されないという思い込みをずっと持っていたので、どうしても肩ひじ張って、頑張っている自分でいけないというのが、去年までありました。

小林 : 去年までですか。タイムリーですね。

小熊 : 大告白なんですが、私自身、実は摂食障害を、去年まで患っていました。食べ物でストレス解消する、食べ物をドラッグのように使ってしまっている自分がいました。

小林 : もう言えるということは、それが癒えている証明でもありますよね。

小熊 : 30年抱えていた問題だったので、自分の親にも「相談しないでくれ」と言われるぐらい、辛い問題でした。

小林 : それにずっと向き合ってきたからこそ、解消されたんだと思いますが、どういうプロセスを経て、抜けられたんですか。

小熊 : ありとあらゆる治療法の分析からスタートして、でもなかなかよくならなくて、最後はスピリチュアルな世界まで行きました。宇宙の根源とか、自分自身の生きている理由、なぜ生まれてきたのか、そういうところまで自分の中で分析していったということです。

小林 : 同時通訳のお仕事も小さな会場から始まって、アンソニー・ロビンズの1万人来るステージを通訳するという、それを想像するだけで僕だったら逃げたくなりそうですが、ご自身のステージが上がれば上がるほど、そういった恐れが拡大していったところがあるんでしょうか。

小熊 : そのとおりです。今でも覚えていますが、2014年のアンソニー・ロビンズの初来日のときの6000人セミナーの通訳をしたときは、会場に6000人の頭があって、その方々がかなりの金額を払ってその場にいて、アンソニーが何を言うかを期待している。アンソニーも、講演料だけで1億円で、さらに会場をセットアップするだけで3億円払っているラーニングエッジの清水社長の顔が浮かぶわけです。どれだけみんなが苦労してこの場をつくっているかを、裏側で私自身もよく見ていたので、自分の肩に4億円以上の金額が乗っている。ここで私が少しでもミスをしたら、彼らの努力が水の泡になるというプレッシャーの中での仕事でした。

英語学習にも活かせる「ASAPなるはや勉強法」

小林 : それとどう向き合って、どう成功させられたんですか。

小熊 : 私の勉強法の一つに、“ASAPなるはや勉強法”というのがあります。ASAPは、as soon as possible、なるべく早くという意味ですが、私のASAPの場合は、Aim、ピンポイントの目標をつくる、SはSimulate Strategize、戦略をシミュレーションするということで、私自身ピンポイントで、とにかくこの6000人のセミナーを、アンソニー・ロビンズの素晴らしさを理解していただいて帰っていただくということに設定して、そのときにSimulate Strategize、どうやったら一番その目標が達成できるかをシミュレーションして、日本で初来日のセミナーだけど、他の英語をしゃべらない国であれば、きっとアンソニーは同じような内容でセミナーをやっていたであろうということでシミュレーションしました。

そこでシミュレーションしたときに、「多分中国で同じようなセミナーをしているんじゃないか」と思って、YouTubeで検索したところビンゴで、ほとんど内容がかぶった動画を事前に知ることができました。そのとき「あ、これだ!」と思ったので、必死に特訓して、会場に行くと、実際アンソニーが話してる内容がドンピシャだったんです。「いただいた!」という感じでした。
次のAがAction、行動を取る。あとはPractice、練習しまくるということで、何度も何度もそのYouTubeを聞き続けて、同時通訳を頭の中で練習しながら会場入りしました。

小林 : 小熊さん流のASAPというのは、英語を教えるときにもこのメソッドですか。

小熊 : もちろんです。

小林 : 英語を学ぶことに関して、今のASAPを解説してもらっていいですか。

小熊 : 通常、本講座に来ていただいた方にお伝えしていますが、今日はお世話になっている小林さんのフォロワーの方なので、お話させていただきます。英語の目標で、多くの方が「ペラペラになりたい」というざっくりとした目標を立ててしまうので、そうではなくて、「英語で自己紹介ができるようになろう」とか、「英語でプレゼンまではできるけど、質疑応答まで対応できるようになろう」とか、ピンポイントで目標をつくる、これがAになります。

Sのところは、その目標に合った教材を見つける。私であれはYouTubeの動画です。例えば自分の目標が、「アメリカに行くから、旅行英語をマスターしよう」であれば、アメリカでの旅行英語。通関で何を聞かれるのかの会話集とか、いくらでもインターネット上にありますのでそれを入手していただく。次にAction、それを頭の中で読んで終わりにするのではなくて、実際に声に出して練習しまくった上で、アメリカに行ったときにそのとおりに話してみるということです。

小林 : その人のAimに合わせて、小熊さんは英語の指導をされているということですね。

小熊 : そうです。

成功し続ける人に共通する点

小林 : 今までの教え子の中で、最も英語力が伸びた生徒さんは、どんな人がいますか。

小熊 : たくさんいてなかなか難しいんですが、例えば最初、初級講座を受けていた方が、半年後には法人研修の講師になられた方が複数名います。

小林 : 英語の初級者だった人が、半年後に教える立場になっている?

小熊 : はい、教えていました。

小林 : 小熊さんのASAPをやったら、初級者の人が最速どれぐらいで目標達成できるんですか。

小熊 : 信じられないと思うケースも多いので、信じやすいところで言うと、歯医者さんの方で、アンソニー・ロビンズの英語が通訳を聞かないと分からないというところからスタートしました。でもその方は1カ月後にアメリカに行くことが決まっていて、1人で通訳なしでアンソニー・ロビンズのセミナーを受けなくてはいけない。この方がちゃんと1カ月で準備されて、1人でアメリカ人にまぎれて参加をし、内容も理解して、たくさんワークがあるセミナーなんですが、ネイティブの周りの方とちゃんとワークもやって、エクササイズもやって帰国されたという例もあります。

小林 : その人は、その1カ月で何をどのぐらい勉強したんですか。

小熊 : それはかなりノウハウなんですが(笑) メールマガジンとかに登録していただいて、見ていただければと思います。

小林 : 話を戻して、先ほど成功し続ける人と、途中で駄目になる人がいて、そのポイントは、自分のネガティブに向き合い続けることだという話がありましたよね。他に、成功し続ける人と、途中で駄目になる人の違いはありますか。

小熊 : 言語化しにくいところではあるんですが、ポジティブって諸刃の剣的なところがありますよね。ニュートラルであるべきだみたいな論もありますから、難しいところではありますよね。なのでポジティブという言葉でいいのかどうか分かりませんが、恐れを見るとき、オープンマインド、心を開いている状態の人たちというのは、心を開いているからこそ自分をつぶさに見れる。

だからいいところもちゃんと理解してるし、改善点も知りつつ、両方を自分で許している人たちは、キャパが大きいので、そういう人たちはいろんな人たちをサポーターとして許容できるところがあるので、そのチーム自体が盤石でバランスのいいチームができているので、恐怖政治ではないということで、こういう組織は、組織的に機能します。ウェルスダイナミクスのロジャー・ハミルトンが、チームフィット、チームフローという言い方をしていますが、そうするとチーム全体のパフォーマンスがいいので、その人のバイオリズムが多少下がったとしても、チーム力で頑張れるので、永続して繁栄しているというところがあると思います。

脳の発達状態から分かる、成功するチームの作り方

小林 : 小熊さんの場合は、どのようなチームプレーをしてるんですか。

小熊 : 最初の年、1人で孤軍奮闘してしまったところがあったんですが、2年目以降は自分のスタッフを信頼してというのをやってみました。しかし今度は信頼しすぎて、逆に丸投げをしてしまうところがあって、もう一回失敗しました。今年またチームを作り直して、やり直しているんですが、微妙なさじ加減をしながら適切に任せていく、英語でdeligationと言いますが、このdeligationを良いあんばいで、甘やかせすぎず、丸投げするわけでもなく、手を出さずに見守るというところを努力しています。

小林 : 今まで通訳されてきた人の中で、チームづくりがうまい人の秘訣などあれば、教えてください。

小熊 : 私はロジャーをかなり信奉しているので、脳の発達状態、自分が右脳人間、左脳人間、前頭葉、後頭葉、どれが一番強いのかで、その人の強みと、他の人に任せたほうがいい仕事が見えてくるので、できるだけそれに従ってチームの配置をするという工夫は、ロジャーもしてますし、私もしてます。

小林 : ちなみに小熊さんは、どのタイプですか。

小熊 : 私は前頭葉と右脳が強くて、ロジャー・ハミルトン式で言うと、スターと呼ばれるところで、人前で話したり、カメラの前で話すのが楽だし、自分がナチュラルにフローに入れる。

小林 : すごくそこの才能を発揮してますよね。

小熊 : なので、それを変えたということです。通訳の場合は裏方なので、そこが20代はものすごく苦戦しました。それもあって摂食障害も出ていたのだと思います。

小林 : スターの人は、どういう人と組んだらいいんですか。

小熊 : スターの人が組んだらいいのは、deal makerです。Deal makerで一番有名なのは、トランプですね。右脳と後頭葉が強いので、人とのコミュニケーションがうまく取れて、状況判断がすごく得意なんです。これはear to the groundといいますが、耳を地面に当てているので、地面の地響きを感じる。線路に耳をつけたら、電車が来てるかどうか分かりますが、ああいうようにタイミングよく何が起きるのか分かるのが、後頭葉が強い人です。後頭葉と右脳が強い人と組んでいくと、右脳の言葉を使いながら、私は天からのアイデアを下ろして、天から下りてきたアイデアを、いつのタイミングでつくり込んでいったらいいかが分かるので、2人を合わせると非常にうまくいくことになります。

億を超えるために必要な「チーム」と「システム」

小林 : 1000万で止まる人、3000万で止まる人などいますが、億を稼ぐまでいくには、何をしたらいいと思いますか。

小熊 : 絶対チームづくりか、システムづくりか、どちらかですね。

小林 : チームづくりは、自分にはない人と組むということですね。さっきのタイプは、何を調べればいいですか。

小熊 : 一番いいのは、ウェルスダイナミクスで、無料診断テストがありますので、それを使えば分かりやすいと思います。

小林 : システムは、どういうことですか。

小熊 : 小林さんもシステムづくりがお得意なのではないかと思います。インターネットを使った場合、リスト取りからマーケティング、販売、フォローアップ、LTVを計算して、どこまでCustomer Acquisition Cost、顧客獲得コストを払えるのかというところまで分析する、そういう一連のマーケティングのチャンネルをつくられていると、億超えはしっかり見えてくると思います。

小林 : チームづくりと、マーケティングのシステムづくり、これをやると億を超えていける。分かりやすいですね。他に、成功し続ける人と、駄目になる人の違いはありますか。

小熊 : あとは、人格ですよね。

小林 : そこに行き着きますよね。

小熊 : 英語維新のミッション自体が、3年ぐらい前に下りてきて、そこから日本の英語教育を変えたくて、英語維新という言葉を使い始めましたが、去年、一昨年くらいに、「本当にその言葉をやりたいんですか」という問い掛けが結構ありました。要は、「地方にいる頭の固いと言われるような人たちを、外人のような発想を持っているあなたが変えたいと思ってるんですか」というようなことを、結構言われたことがありまして、自分自身の人格がまだreadyじゃない、準備できてないというメッセージだと受け取りました。

小林 : そういうふうに受け取れるのもすごいと思います。

小熊 : 複数の方から似たような発言をいただいて、かなり明確に言われました。私自身も口コミが広がらないというか、私の講座を受けて「満足しました」と言ってくれるんですが、そこから広がりが出ないという状況がありました。そこの部分が、自分の人格磨きというところですよね。誰のために生きているのか。自分のエゴなのか、本当に人のために尽くしたいと思っているのか、エセなのか、というところですよね。

独自の思考法で世界に影響を与えるディマティーニ博士とは

小林 : 今まで関わってきた中で、最も人格的に素晴らしかったリーダーというのは、誰がいますか。

小熊 : ディマティーニ博士は、素晴らしかったですね。また今度9月に再会させていただくチャンスがあるんですが、本当に楽しみです。

小林 : ディマティーニ博士について、教えてください。

小熊 : 角川文庫から『ザ・シークレット』という本が、10年近く前に発売されて、世界的なベストセラーになりましたが、この本の中にも出てくる、量子力学的な観点から考えた幸福、哲学、成功哲学を教えられている先生ですが、この方の通訳をさせていただいて、通常通訳をするときには、その人の頭の中を完全にコピーしてないと訳せないということで、私自身も事前に打ち合わせをしようということで、会場に出掛けていきました。40分ぐらい前にディマティーニ博士とお会いしたときに、「今日は質疑応答で、会場の質問に答えていくだけだから、君に事前に伝える話はないよ。けど、40分はすでに設定されてるから、君の好きな質問を僕にしていいよ」と言ってくれたんです。

小林 : 打ち合わせ要らないよ、ではなくて。

小熊 : 私、追い出される準備してたんですが、“Go ahead, ask me any questions”と、もう本当に驚きましたし、これは天からのプレゼントだと思いました。

小林 : ちなみにその40分はどんな時間でしたか。

小熊 : 至福の時間でした。自分自身がそれまで抱えていた悩みを、どんどん教えてくれるわけで、本当に価値のある40分でした。

小林 : ディマティーニ博士というのは、『ザ・シークレット』にも出てくるぐらいですから、世界的に活躍されている人ですね?

小熊 : 世界的に活躍されていて、ヨガの瞑想しているだけで、上が天気になってしまうという、そこまで行き着いてる人です。

小林 : 小熊さんから見てどう思います?もともと人格者だったのか、後天的なのか。

小熊 : 後天的です。彼はディスレクシアという失読症で、字が読めなくて、学術的な成績が芳しくないがゆえに、最初ホームレスになってしまうんです。そこからスタートして、「自分自身の全てを変えるぞ」という意気込みから、独学で勉強されて、それを大学の中で実践されていく中で、ヨーダのようになっていくわけです。明らかに周りからも優れているとみなされて、みんなから「教えて」と言われるようになって、少しずつ教えるようになって、今では日本のたくさんの方がディマティーニ博士の思考法で幸せになられていますが、そういう現実をつくられているということです。

実体験から導き出した人格を磨く方法

 

小林 : 人格って、なかなかとらえどころがないというか、難しいテーマだと思いますが、僕自身今後の展開を考えると、人格というところが一番の課題になってくるなと直感的に感じています。人格は、どうやって磨いていったらいいんでしょうか。

小熊 : 私の場合、エゴが強すぎる、好戦的すぎるという問題が明確にあったので、いろんな人に人格ってどうやって磨くのかを聞いて回りました。滝行をやってみたり、空手をやってみたり、瞑想したり、トラウマで扁桃体ハイジャックが起きてしまうので、ヒーラーという人たちに過去のトラウマを取ってもらうとか、いろんなことを試しました。結局その中で分かったのは、自分自身が瞑想することがとても大切だということです。

小林 : 自分自身が瞑想するというのは、どういうことですか。

小熊 : 目をつぶって、呼吸法から、自分自身の心の中を穏やかにしていく。ちょっとスピリチュアル的な話になりますが、瞑想で目をつぶることによって、いろんなアイデアが下りてきたりします。そのアイデアに従って行動を取っていくと、フローに乗りやすくなります。アンソニー・ロビンズ、ロジャー・ハミルトンもそうですが、瞑想をしてない成功者の方は、存じ上げないかなと思うぐらい、皆さん瞑想されてます。

小林 : 瞑想にもいろんな流派がありますが、何かお勧めのものはありますか。

小熊 : パッションテストをつくられたジャネット・アットウッドが勧めていた超越瞑想を、10年前に学んだり、日本古代の瞑想法も試しましたが、たくさん試していくうちに分かったことは、目だけつぶればいいということです。これは今、私の受講生の方にも伝えることですが、目を開けているうちは、顕在意識があなた自身をコントロールしてしまっているので、アイデアを下ろすことができなくなります。

目さえつぶっていれば、ちゃんとアイデアは下ろされるということが分かりました。お手洗いの瞬間や、電車の中でもいいということがだんだん分かってきたので、移動時間、ゆっくり呼吸します。私、ペンタゴンに勤めていた方の通訳もしたことがあるので、スナイパー呼吸法、狙撃者向けの呼吸法も学んでいるんですが、それも結局は、できるだけゆっくり呼吸をするだけでいいです。なので、目をつぶって、息を長く吸って吐いてだけをすれば、どこでもいつでも瞑想できるという結論に至りました。これは私自身の個人的な結論ですが。

小林 : 実体験に裏打ちされたお話ですね。ありがとうございます。

活力を見出すための自分に合った健康美容法

小林 :小熊さん、去年お会いしたときよりもパワフルになって、見た目も若々しくなっているんですが、活力とか健康とか美の秘訣はあるんですか。

小熊 : 美の秘訣と言っていただけると、ありがたいですね。『超一流の食事術』の著者のアイザック・ジョーンズさんの通訳もさせていただいて、シュガーバーニングからファットバーニングにする手法も学ばせていただきましたが、結論、野菜食が一番私の体には合ってました。テストしていくことが、大切だと思っています。いろんなことが情報として入ってくると思いますが、健康情報って対立するものがすごく多いです。自分自身でどれが合うのかを試すことが大事だと思います。

小林 : 成功し続けるためにも、健康に取り組むのは大事だと思います。

小熊 : そこは一番気を付けています。食事よりも気を付けているのは運動です。

小林 : いろんなコンテストにも出場されていますよね。

小熊 : 肉体改造しましたからね。

小林 : どんな肉体改造をされたんですか。

小熊 : 去年は、自分自身の限界に挑戦ということで、どこまで体をコントロールすることができるのかというところで、コンテストに出場して、水着で舞台の上を歩かせていただいて、エレガント賞を受賞させていただきました。今は暗闇ボクシングに通っていますが、今朝も朝7時から45分間、サーキットトレーニング、シャドーボクシングとボクシングをやって、300~500カロリーを45分で消費しますが、結構激しい運動です。筋トレをするといいのは、成長ホルモンが出るんです。私、化粧水一切使っていないので、化粧代が安くて、全然お金かかってません。

ですので、筋トレを欠かさずに、腕立て、腹筋、スクワット。ピラティスの通訳をしたときに、解剖学も結構勉強したので、どこの筋肉を育てるといいのかも、自分の中で研究して、スクワットもできるだけワイドスタンスと言いますが、大きく足を開いた状態でやります。普通のスクワットだと、四頭筋と言われる前ももを使ってしまいますが、女性の場合、前ももが張っていると美しくないので、内側の内転筋というバレリーナが使う筋肉があって、大股でスクワットをすると内転筋に効くので、足がきれいに見えます。マニアックでごめんなさい。

学びを自分のものにしていくために実践すべき事

小林 : 小熊さんの場合、通訳するとき、スピーカーのいろいろなものを完コピされますが、コピーのポイントはありますか。

小熊 : すぐに実践をする、自分ごととして捉えるという感じです。ピラティスの通訳をしているとき、自分も体を動かしながらやっていました。マーケティングの巨匠と呼ばれているジェイ・エイブラハム、彼の“コピーライティング100本ノック”も、普通の通訳さんは通訳終わった後、休憩していますが、私はその間ずっと“コピーライティング100本ノック”をやっていました。こんな貴重な学びがあるのなら、絶対学ばせていただきますということで、すぐに実践する。学んだら、誰かに教えていく。もちろん守秘義務にのっとって、言えないこともありますが、自分が消化した学びだと、コピーされた後の進化バージョンになりますから、進化バージョンをできるだけ早くお伝えするようにしています。

小林 : 小熊さんの学び続ける原動力、モチベーションは何かと、今後のビジョンについて教えてください。

小熊 : 26歳のときに、スピリチュアルなものに初めて出会ったんですが、そのときに『Many Lives, Many Masters』という英語の本を、私が尊敬している同僚からいただいて、“It’s time for you to read”、その本を読む時期が来たよと、渡されました。日本だと退行催眠と呼ばれている、山川夫妻が翻訳された結構スピリチュアルな本で、その本の中に、自分が他界した後には、精霊と呼ばれる人たちにインタビューを受けて、自分自身の人生を走馬灯のように見直す。

そのときに自分自身が、「本当に自分の人生を生き切ったよ」と報告しないといけないと、その本を読んだときに思って、自分自身に誓いました。ですので、この一回の人生の中で、自分がどこまで伸び切れるのか、使い切れるのか。脳のポテンシャル、まだ4~5パーセントしか使っていないと言われている中で、それをどうやったら100パーセントにできるのかというところを、あくなき探求心でやっていきたいし、普通というものに小さい頃から憧れがあったんですが、いや、そうじゃないだろう、自分は普通に生まれなかったからこそ、できるだけやり抜いて、やり切って、精霊に報告するときに「私はここまでやりました」ということを伝えたい、その自分の誓いを守りたいという気持ちが、一番の原動力になっています。

世界に日本の素晴らしさを伝えていくために、小熊さんの今後の活動

小林 : そのミッションに向かって、どんな活動を今されていますか。

小熊 : 25年ずっと全身全霊でやってきた通訳よりも、日本の英語教育を草の根からよくしたいと思っている自分がいるので、著名な成功者の方から学んだ英知というのを、私が死んで冥途の土産に持っていっても何も変わらないので、できるだけ多くの人にお伝えすることで、目の前の人たちの人生をどこまでよくすることができるのか、その挑戦をし続けたいと思います。私が見ている日本の未来というのは、日本人がちゃんと英語が理解できるようになったとすると、言葉の壁が日本人と世界の間でなくなっていきます。

日本には素晴らしい価値観がありますよね。私自身も、渋谷のマクドナルドのトイレでお財布なくしたとき、30分後でもカウンターから「はい、こちらでございますね」と、時給1000円そこそこのアルバイトの女性が、五つ星のリッツカールトンで受けるサービスと同じレベルのことを、普通にできてしまうという、ものすごい国なわけです。その日本人たちが、みんな英語で意図を理解して、伝えられるようになったら、「日本人とは」という質問を受けることによって、学ぶことができるし、外国人もその日本人の素朴な答えから、「なるほど。拾った財布を誰かに返したときに、返された人がうれしいよね」という発想ができます。

そしたら、10年後、20年後に、ニューヨークで誰かが財布を拾ったときに、「落とした人、困ってるかも」と思えたとしたら、私はそれが一番の、英語維新をやっていく中でかなえたいビジョンだと思ってます。
今、AIというものがどんどん進化を続けていて、やがては私たちが行っている労働というものが、AIに代わられた後、人間が何をやるかといったら、人間として生きる、すなわちアーティストとして、総地球人アーティスト時代がやってくると思ってます。そうなると通貨とか関係なくなって、人間としての愛に向き合う“愛経済”というものが誕生すると思っているので、そこに向けて、今生きている現世の周りの人たちから、愛に満ちた英語維新というものを、しっかりと完成することによって、一緒についてきてくれる人たちと、愛を大切にしたつながりを持って、世界に日本の素晴らしい思いやりを伝えていくということを、やり続けたいと思っています。

小林 : 壮大ですね。僕自身、実感として思うのは、お金を介在させると、交換で失っちゃうものがあるけど、例えば小熊さんと僕が、お金を介在せずに、それぞれの知見やコミュニティーをシェアしていますが、そういう中に愛という普遍的なものがありますよね。今までの貨幣経済よりも。
小熊さんの活動に触れるには、どうしたらよいですか。

小熊 : 英語維新メルマガというのを、ほぼ毎日発信してますので、そちらにぜひ登録いただけたら、私の活動内容、私がお伝えする英語の勉強法、世界のトップから学び続けている成功哲学を、皆さんにお伝えさせていただいてます。

小林 :記事の中でメルマガのリンクを紹介しますので、ぜひ皆さん登録して、小熊さんの活動にジョインしてください。今回は小熊弥生さんに、世界で活躍している人の成功の秘訣や、ご自身がゼロから億の事業をつくりあげた勉強法など、さまざまなことを伺いました。どうもありがとうございました。

小熊 : ありがとうございました。

【無料お試し読み】2冊のお試し読みをプレゼント中

amazon3部門で1位を獲得した2冊の書籍を「お試し読み」として受け取ることができます

無料お試し読みをチェックする

【成功事例】売上を上げた方々の事例集


【新・講座型ビジネス】で実際に売上を上げた方々の事例はこちらからチェックできます。

成功事例をチェックする

関連記事

著者×新講座型ビジネス

法人コンサル×新講座型ビジネス

健康×新講座型ビジネス

語学×新講座型ビジネス

WEB×新講座型ビジネス

女性起業×新講座型ビジネス

専門スキル×新講座型ビジネス