ビジネスブログとは?成功事例と収益を出す15のポイント

最終更新日:2020年9月9日

ビジネスブログとは、自社商品やサービス、会社情報などをテーマに綴る仕事のためのブログを指します。このようなブログの運営者として想定できるのは、一般企業・店舗・商品やサービスをアピールしたい個人事業主などがあります。

現在、商品の売り上げに結びつけようと多くの人がビジネスブログを運用していますが、成功事例も生まれている裏で、失敗事例も多く見受けられます。
せっかくビジネスブログを始めるならば、良い結果を出したいものですよね。

そこで今回は、あなたがビジネスブログを立ち上げる際、理解しておきたい以下の点についてお伝えします。

  • ビジネスブログとは何か
  • 他のブログとの大きな違い
  • 成功しているビジネスブログ3選
  • ビジネスブログで成功するために押さえておくべきポイント15

また記事の最後には、ビジネスブログにおすすめのブログサービスについてもご紹介します。
この記事を参考にして、ぜひ売り上げに直結する素敵なビジネスブログを作成してみましょう!

1.ビジネスブログとは?実例を交えて紹介

ビジネスブログとは?実例を交えて紹介

ビジネスブログとは一体どういうものなのか、さっそく実例とともに解説していきましょう。

1-1.ビジネスブログとは

ビジネスブログとは、会社やそれに準ずる団体、もしくは個人事業主などが本業であるビジネスの一助となるべく、運営しているブログのことを指します。
ビジネスブログには、コメントやトラックバックなどブログならではのコミュニケーション機能が利用できることもあり、消費者のリアルな動向を知るマーケティングツールとしても、大きな期待ができます。

下記の表では、ビジネスブログとその他のブログ(個人ブログ、アフィリエイトブログ)を比較しています。参考までに、各ブログの違いをご覧ください。

ブログの種類 主な掲載内容 メリット デメリット
ビジネスブログ PRしたい商品やサービスの情報を提供する 自社や商品に対するファンを育てることで販促につなげられる 好きな記事だけを書けるのではなく、販促につなげようと意識して記事を提供する必要がある
個人ブログ 自分の得意なジャンルや好きなものについて自由に書く 好きなことを好きなように書くので楽しく続けられる 収入に直結しにくい
アフィリエイトブログ 基本的には自分の好きなことや得意なことについて書くが、広告収入につながるよう意識することが重要 書きたい内容を書いた上で収入も得ることができる 好きな記事だけを書いてしまうと、広告収入につながらない場合も。売り上げを伸ばしたいなら、販促につながるような記事を提供できるよう努力が必要

1-2.ビジネスブログがなぜ注目されるのか

冒頭でも述べたように、ここ数年、ビジネスブログに注目する企業が増えてきています。なぜなら、ビジネスブログを上手に活用することで、商品やサービスの売り上げを大きく伸ばすことができるからです。

2008年の総務省のデータによると、日本国内におけるブログ関連の経済効果は1961.2億円という推計が出ています。このようなデータを見る限り、ブログがいかにお金を生み出すツールなのかがわかるとともに、運営者にとっても積極的に取り組んでいきたい、強力な宣伝ツールであるかが理解できるかと思います。

ブログ・SNSの経済効果に関する調査研究

出典:総務省「ブログ・SNS の経済効果に関する調査研究<ブログ市場規模・経済効果推計結果>」

1-3.ビジネスブログは目的によって2種類に分かれる

販促効果の期待できるビジネスブログですが、実は運営目的によって次の2種類に分かれます。

  • 自社のファンを作る
  • 商品・サービスの情報を提供し販売へつなげる

現在公開されているビジネスブログは、この2つを上手に組み合わせて作成されているケースが多いようです。たとえば、新商品が発売されるタイミングでは、その商品のPRを、そうでないときはスタッフのさまざまなつぶやきや小話など商品以外の情報が、楽しく掲載されています。

このように、オンとオフのさじ加減が上手なビジネスブログは、消費者にとっても魅力的に感じられます。
以下、それぞれの種類と実際の例について見ていきましょう。

1-3-1.自社のファンを作る

 自社や自社製品のファンを作ることを目的にしています。
商品やサービス内容を直接アピールするのではなく、店舗スタッフ(または社員など)のメッセージや商品への想い、スタッフの休暇の過ごし方や社内の雰囲気など、商品情報とは少し離れた情報をメインに綴っています。

こうすることで、商品そのものよりも、まずは会社やスタッフに対して消費者の興味を喚起し、親しみを感じてもらえることを狙いとしています。

【自社のファン作りを目的にしたブログ記事例】

北欧、暮らしの道具店

出典:北欧、暮らしの道具展

同ブログ記事では、商品バイヤーによる商品情報はもちろん、日々の暮らしや仕事にまつわること、社食についてなど、商品以外のさまざまなコラムを読むことができます。

1-3-2. 商品・サービスの情報を提供し販売へつなげる

商品やサービスの情報を提供することで、販促に大きくつなげることを目的としています。
消費者にとっては、公式サイトだけでは知りえなかった新鮮な商品情報を得ることができ、一方運営者側にとっては、公式サイトでは書ききれなかった商品の魅力を細かく伝えることができるため、双方にとって意義のあるメディアとなります。

商品・サービスの情報を提供し販売へつなげるブログ記事例

経理プラス

出典:経理プラス

同ブログ記事では、社内で抱える面倒な経理手続きやトラブルをテーマに取り上げています。
記事中には自社サービスへ誘導するリンクが張ってあり、そこへ飛ぶとシミュレーションによる費用計算や詳細な商品情報を得られる仕組みができています。

2.ビジネスブログを運営するメリット・デメリット

ビジネスブログを運営するメリット・デメリット

前章を読んで、ビジネスブログがビジネスの助けになるとはいえ、法人がこうしたブログを運営していくのは、大きな負担になるのでは?と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。

おっしゃる通り、ビジネスブログの運営は決して片手間でできるものではありません。
それでも、継続して記事を投稿していきたい法人が増えているのには、下図のようなメリットがあるからです。
残念ながらメリットの裏にはデメリットも存在します。
合わせて確認してみましょう。 

【ビジネスブログのメリット・デメリット】

メリット デメリット
商品・サービスをより深く知ってもらう 運営するのに人員と時間等手間がかかる
会社を認知してもらいファンを作る
ブログ記事が会社の資産となる

ビジネスブログを始める方は、上記のようなブログの裏表を知った上で運営を開始したほうがいいでしょう。
各項目について、くわしく見ていきます。

2-1.運営側のメリット3つ

ビジネスブログは運営側にとって、3つのメリットがあります。

2-1-1.商品・サービスの情報を提供する

ビジネスブログのメリット1つ目は、自社で販売する商品やサービスの情報を消費者に伝えられることです。

ブログは短くも長くも書けるため、読者に手っ取り早く知ってほしいときやじっくり読んでほしいときなど、状況に応じて見せ方を工夫することができます。
また、何度でも繰り返し配信することができるので、読者の商品への認知度を上げる際にも役立ちます。

ブログの見せ方として、画像や動画、音声なども自由にリンクすることができるため、テレビや新聞、雑誌やチラシなどの従来広告だけでは伝わらなかった情報も、的確に届けることができるのもうれしいところ。
しかも、大がかりな宣伝費がかかるわけでもなく、ブログ配信の環境整備にかかる最低限の予算だけで運営できるので、高い費用対効果も見込めるのです。

2-1-2.会社を認知してもらいファンを作る

ビジネスブログを運営する2つ目のメリットとして、会社を知ってもらい、自社のファンを作ることが挙げられます。
そのため、ビジネスブログで主に取り上げられる記事内容として、「自社サービスや製品の告知」はもちろんですが、そのほかにも「会社情報や商品周りのエピソード」「そこにかかわる社員たちの様子や想い」「社長のつぶやき」などを載せるところもあります。

それもこれも、自分たちの会社を深く知ってもらい、その理念や目指すべき方向に共感を得ていきたいという狙いがあるからです。

これは、通常の公式サイトや紙のパンフレット、テレビやラジオのCMなど、従来の宣伝方法だけではなかなかフォローできないものです。

定期的に更新されるビジネスブログだからこそ、回数を重ねるごとに読者の心を掴んでいくことができるのであり、時間をかけて連帯感や共感を育んでいけます。

その意味でビジネスブログは、売り上げを伸ばしたい法人にとって、大きな可能性を秘める夢のある武器といっても過言ではないでしょう。

2-1-3.ブログ記事が会社の資産となる

ビジネスブログを書く3つ目のメリットとして、長年投稿を積み重ねてきたブログ記事が、将来的には会社の資産となることが挙げられます。

ビジネスブログは立派なメディアです。
ビジネスブログからは、会社のアニュアルレポートや企業パンフレットだけでは知ることのできない、詳細な情報を得ることができ、これまでの取り組みや商品ラインナップ、会社の歩みなども垣間見ることができます。

さらに紙媒体と違って、インターネットがつながる人であれば誰でも、ビジネスブログに自由にアクセスすることができます。
そのため、会社や商品を広く知ってもらい宣伝効果を高める意味でも、コツコツと築き上げてきたブログ記事は、会社の重要な資産だと言ってもいいでしょう。

2-2.運営側のデメリット1つ

上記でビジネスブログのメリットを述べましたが、同時にデメリットも存在することを忘れてはいけません。

2-2-1.運営するのに人員と時間など手間がかかる

正直ビジネスブログは、手間がかかります。
まず、ブログ記事を執筆するスタッフを確保しなければならないこと、そしてユーザーアクセスを増やすため、定期的に更新しなければならないからです。

しかも、都度思いついたことを脈絡なく書いていくのでは、読み手にとっても読みにくく、何のために会社の看板を背負ってブログ記事を公開しているのかわからなくなってしまいます。

そのため、ビジネスブログを書く際は、どのような読者層に向けて、どのような内容を書いていくのか、ある程度のルールを決める必要があります。

それによって書き手も、ブログの内容や更新タイミングに気を遣う必要が生じ、時間をかけてブログ記事に取り組むことになります。

3.ビジネスブログを成功させるための15のポイント

ビジネスブログを成功させるための15のポイント

ビジネスブログのメリット・デメリットについて理解していただけたところで、さっそくブログ記事を書くためのコツについて見ていきましょう。

ビジネスブログは、ただ立ち上げただけでは成功しません。
現在成功している数々のビジネスブログをチェックしてみると、1人でも多くの読者を獲得するために、各自さまざまな工夫を凝らしていることがわかります。

本章では、こうした工夫について改めて取り上げ、実践ですぐに役立つコツとして15項目にまとめました。
前述した2種類のビジネスブログ、 

  • 自社のファン作りを目的としたビジネスブログの場合
  • 商品・サービスの情報提供を目的としたビジネスブログの場合

に沿ってそれぞれご紹介していきましょう。

3-1.自社のファン作りを目的としたビジネスブログの場合

自社のファン作りを目的とするビジネスブログでは、以下3点のコツを押さえておきましょう。

3-1-1.高い独自性を持つ価値ある記事を提供する

インターネット上には、同じようなキーワードで書かれた記事が星の数ほど存在します。
そのなかで1人でも多くの読者を掴むためには、ただひとつ、競合サイトよりも価値のある記事を提供することがポイントとなります。

そのためには、競合サイトについての研究を怠ってはいけません。
自分の記事になくて競合サイトにあるもの、さらに、競合サイトがいまだ読者に示せていない情報とは何なのかなど、常にライバルと比較する視点を持ちながら、自社ブログを公正な目で判断するようにします。

3-1-2.固い口調は避け、読者と会話するような流れで書く

自社をよく知ってもらうためには、固い口調は避けましょう。
さらに、読者と会話するようにストーリーを追った流れで、記事を書いていくことが必要です。そうすれば、読者が最後まで記事を読んでくれる可能性が高まります。

そのためには読者に寄り添い、会話のキャッチボールをしているような気持ちで、文章を進めていくことをおすすめします。

まず読者にある情報を与えた

読者は不安に思ったかもしれない

でもその不安の中に正解がある

といったように、会話のキャッチボールの中には一連のストーリーが存在するはずです。
その流れを大切にくみながら記事を書いていくと、読者はスルリと記事に溶け込むことができます。
結果、最後までスムーズに記事を読み終えることができるのです。

3-1-3.SNSで広めやすい仕組みを作る

ブログ記事の特徴として、SNSで拡散してもらえるチャンスがあることが挙げられます。
読者は役に立つ情報を得ると、つい周りの人に教えたくなるものです。
あなたの記事で知り得た情報を、ぜひ知り合いに知らせたい!と読者が思ったとき、そこに「Facebook」や「LINE」「メール」など情報を共有できるツールがあればいかがでしょうか?

すぐに行動を起こして、自分の読んだブログ記事を広めてくれることでしょう。
そのため、記事の終わりにはできるだけ多くのSNSで共有できる仕組みを作っておきましょう。

3-2.商品・サービスの情報提供を目的としたビジネスブログの場合

次に、自社商品やサービスの情報提供を目的としたビジネスブログでは、以下12点のコツをしっかり押さえておきましょう。

3-2-1.読者ターゲットを明確にして、読者が求めている内容を提供する

ビジネスブログでもっとも重要なのは、「ターゲットを誰にするか」を明確にすることです。
性別、年齢層、独身か既婚か、子持ちかそうでないかなど、読者は千差万別のバックグラウンドを抱えて集まってきています。

そんななか、誰にでも通用するような記事を書こうとすると、内容がぶれて結局誰に何を伝えたいのかが見えなくなります。それではせっかく時間をかけて用意したブログ記事も、誰の心にも残らない結果に終わってしまいます。

そのような事態を避けるためにも、あなたの記事はどういう読者層に向けて書くものなのかを決めましょう。
さらに、そこで定めた読者ターゲットが、一体どのような情報を欲しているのか、どのような問題を抱えてどのように解決してほしいのかを分析し、読者が求めている情報を提示するようにします。

3-2-2.一人に向けて話す

ブログ記事は不特定多数に向けて書くのではなく、ある一人を想定し、その人に向けて書いてみましょう
その際の呼称として、「あなた」というワードを使用すると、読者との距離がぐっと縮まります。

記事を読む読者も、自分に向けて書かれた記事だと感じることができるので、親近感を持って内容を受け止めてくれます。

これは、前述した「読者ターゲットを明確にする」というルールにもつながってきます。

3-2-3.1記事につき1キーワードだけ入れる

ブログ記事は、1記事のなかでキーワード1つだけを扱うようにしましょう。
そうすることで、読者も書かれている内容を頭の中で整理しやすくなり、記憶にも残ります。

たとえば、「港区のお寿司屋さん」というキーワードでブログ記事を書くつもりが、いざ内容を見ると「港区のお寿司屋さん」「千代田区のお寿司屋さん」「寿司の握り方」「ご飯の炊き方」「港区・千代田区の観光名所」などと、多くのキーワードが詰め込まれているとしたらどうでしょうか?

もっとも知りたかった「港区のお寿司屋さん」の情報を満足に知ることができず、読者はブログ記事に失望することでしょう。
その読者は二度と無駄な時間は割きたくないと、あなたのブログには戻ってこないかもしれません。

1記事にいくつものキーワードを盛り込むことは、読者を失う結果にもなります。

3-2-4.専門家になったつもりで、役立つ情報をわかりやすく書く

ブログを見に来てくれる読者は、貴重な時間を割いてあなたの記事を読みに来ています。
それは、ここにくれば必ず有益な情報が得られると信じているからにほかなりません。

そんな読者に対し、ビジネスブログは読者にとって役立つ情報をわかりやすく書いてあげる必要があります。
読者と同じ目線でいることは重要ですが、ここはひとつ、そのキーワードの専門家になった気持ちで、読者にかみ砕いて伝えることを心がけてみましょう。

いつ来ても有益な情報が得られるブログ記事は、間違いなく読者数を大きく伸ばすことができます。

3-2-5.量よりも質を重視する

良い記事を書こうとして、とにかく文字量を稼ごうとする記事をよく見かけます。
しかし、長時間かけて始めから終わりまで読んでみても、知ってよかったと思える情報が何一つ載っていないこともしばしばです。
これでは、読者の大切な時間を奪っているだけで、ブログ記事の存在価値そのものが問われてしまいそうです。

良い記事とは、量よりも質を重視しているものです。
たとえ少量の文章であっても、そこに知りたいことが書かれていれば読者にとって役立つものには変わりありません。見栄えを良くしようとダラダラ文章を続けるのではなく、伝えたいことをポイントを押さえてきちんと伝え、読んでよかった!と思ってもらえる上質の記事を目指しましょう。

3-2-6.記事タイトルに注力する

ブログ記事のタイトルは、その後読者がその記事を読むかどうかにかかわる、大変重要な入口となります。
そのため、記事タイトルを適当に付けるのではなく、読まれるためのタイトルを目指して知恵を絞る必要があります。

タイトル付けの主なルールとして、

長すぎない文字数でまとめる(32文字以内)
検索されたいキーワードはできるだけ前に置く
読者に利益や新しい知識がもたらされることを示唆する

のようなポイントが挙げられます。

たとえば、さきほどの「千代田区 お寿司屋さん」を例にしてみると、

タイトル例1)ボーナスが出たらぜひ足を運びたい。おいしくてやみつきになる千代田区のお寿司屋さん

というブログ記事があった場合、果たしてどれぐらいの読者がクリックしてくれるでしょうか?
おそらくかなり時間を持て余している人でないと、読もうとする気は起きないでしょう。

そこで、タイトル付けのルールを活用して、次のようなタイトルに組み直してみました。
両者を比べて印象はいかがでしょうか?

タイトル例2)千代田区民がオススメ!地元で人気のお寿司屋さんを一挙紹介

こちらだと、タイトルが短い上に検索されたいキーワードは前に置かれ、かつ地元の人しか知らないという付加価値が含まれたタイトルになります。
おそらく記事のクリック率も上がることでしょう。

このように、ブログ記事に読者を引き付けるためには、まずはタイトルに力を入れて読ませるようにします。

3-2-7.一文は短く簡潔に

ブログで書く文章は、主語がどこか見えなくなってしまうような長文を書き連ねるのではなく、一文を短く簡潔にまとめるようにしましょう。
要点を押さえた短い文章は、読者にとっても読みやすく、記憶に残りやすいのです。

また、最近はスマートフォンで記事を読むユーザーも急増しています。デバイスがコンパクトになればなるほど、長文で表示された文章は読者の目を疲れさせてしまいます。あなたのブログ記事を読むために、あらゆるユーザーがさまざまなデバイスを使用していることを、常に想定しておきましょう。

3-2-8.画像・図表・イラスト・音声・動画などのツールを使用する

文字だらけの記事は、読者の興味を継続させることが難しいものです。
そのためブログ記事には、できるだけ画像や図表、イラストなど目を休めるポイントを作るようにします。
素材がそろうのであれば、音声や動画などを用いるのも効果があります。
文字以外の情報ツールは、読者の記事への理解をより深めてくれます。

3-2-9.データを提示して信頼性を高める

ブログ記事に限ったことではありませんが、書かれた記事にさらなる信憑性を持たせるために、信頼のおける機関や団体などのリサーチデータを取り入れるのもよいことです。
あなたの記事が信用に値するものだということを証明してくれますし、読者も納得できる証拠を見ることで、記事への、ひいてはブログを運用する会社への信頼感が大きくアップします。

3-2-10.CTA(コール・トゥ・アクション)を設置する

CTA(コール・トゥ・アクション)とは、ウェブサイトを訪問したユーザーを次の行動へと誘導するボタンやリンクなどの仕掛けを意味します。
たとえば、ウェブサイトを閲覧したユーザーから電話での質疑応答を受けたければ、電話をすぐにかけられるボタンを表示したり、資料請求を受け付けたければ「資料請求はこちら」のようなリンクを貼ります。

このように、記事を読んだ直後のユーザーが具体的なアクションを取れるきっかけをあちこち散りばめておくことで、ユーザーとのつながりを深め、さらなる販促へとつなげることが可能になります。

3-2.11.SEOキーワードを入れようと必死にならない

さきほど検索キーワードをタイトルに含めるようお伝えしましたが、記事本文にもできるだけキーワードを散らばそうと必死になる傾向が見受けられます。しかし、SEOキーワードに縛られるあまり、記事内容が不自然になったり、読みにくくなってしまっては本末転倒です。

ここで大切なのは、とにかく読者が最後まで読みやすいと感じてくれる記事を作ること。
そのためには、SEOキーワードを多少入れられなくても、読みやすい記事作りのためにあきらめることも大切です。

3-2-12.アクセス数に振り回されないようにする

ブログ記事やサイト運営をする以上、ユーザーのアクセス数に一喜一憂してしまうのは仕方のないことです。しかし、その数字しか見えていないあまり、少しでも数字を伸ばそうと記事内容を躍起になって修正したり、少しでも読者の興味を引くキーワードや文言を並べようと必死になってしまうことがあります。

全体的に見たときに、必ずしもそうした流れがいいものだとは言えません。
アクセス数はあくまでも目安の一つとして考え、まずは自身の運営するブログ記事に一本の軸を通すこと。その軸がぶれないよう気を付けながら、ブログ運営を継続することをおすすめします。

4.ビジネスブログの成功事例3選

ビジネスブログで成功するための15ポイントを押さえたところで、実際どのようなブログ記事が高い評価を得ているのか見てみましょう。
下記でご紹介するブログ記事は、検索キーワードで検索した際、上位に表示されたサイトです。
各社のどのような点が読者に評価されているのか、実際の目で確かめてぜひ参考にしてみてください。

4-1.株式会社Speee

株式会社Speee

出典:株式会社Speee

<特徴>
不動産売却査定を専門とする「イエウール」のブログ記事です。
土地の査定や相続、土地売却の契約・手続きなど、不動産売却に関するあらゆる情報がブログ記事として投稿されています。

イラストや図表を多用したとても見やすい記事で、不動産にまつわる少し複雑な内容でも、理解しやすく工夫されています。1週間に1度ぐらいのペースで更新されているため、いつ訪れても新鮮な情報が手に入ります。

4-2.株式会社 篠原化学

株式会社 篠原化学

出典:株式会社篠原化学

<特徴>
上級睡眠健康指導士の資格を持つ執筆者が、睡眠にまつわる知識を交えながら、快適な睡眠のための寝具を紹介するブログ記事です。
誰もが深い関心のある睡眠をテーマに、さまざまな視点から記事を書いています。

すぐにでも実践できそうなものばかりで、睡眠に悩む人にとっても、よく眠れている人にとっても役立つ記事として読者の注目を集めています。

4-3.株式会社ピースアップ

株式会社ピースアップ

出典:株式会社ピースアップ

<特徴>
防災グッズのキーワードで上位表示されているのは、株式会社ピースアップのブログ記事です。
店長のマトバさんが主な執筆者となって、無理のない頻度で更新を続けています。
本記事は防災グッズの店舗だけあって、「非常食・保存食」「防災」「お知らせ」「キャンペーン・新着情報」の4項目に分かれており、その時々の季節や過去に災害の起きた日付をきっかけに、さまざまな話題を展開しています。

記事ごとに投稿される写真は、店舗やペット、近所の風景写真だったりと、親しみの持てる雰囲気を醸し出しています。

5.ビジネスブログを始める前の4ステップ

ビジネスブログを始める前の4ステップ

ビジネスブログを成功させるための15個のコツについてお伝えしましたが、さっそくビジネスブログを立ち上げてみたいと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ただこのままブログ開設まで進み、実際の運営を始めてしまうと、すぐにつまづいてしまい、途方に暮れることでしょう。そうならないためにも、ビジネスブログを始める前に押さえておくべき4つのポイントについて、一緒に確認していきましょう。

5-1.読者層を明確に決める

ビジネスブログを始める前に必ず済ませておきたいこととして、ブログの読者ターゲットをどこに据えるのか明確にしておく必要があります。
読者ターゲットが明らかになれば、その層に向けた話し方や記事内容の選び方、説得の仕方がおのずと決まってくるからです。
訴求したい読者層を特に決めないまま、ダラダラブログ更新だけを続けても、それは誰の心にも刺さりません。

誰に何を伝えたいのか。ブログを始める基本中の基本として、必ずこの答えを先に探し出しておきましょう。

5-2.どのような情報を出すのか決める

読者ターゲットが決まれば、その層に向けてどのような情報を出していくのかを戦略的に決めていくことができます。

たとえば、飲食店を経営する企業ブログの場合、読者層を30代の、経済的にも少し余裕のある独身女性に絞った場合、その層に合わせて訴求の仕方を工夫することができます。

同じ女性であっても、このような30代のキャリアウーマンと50代の主婦とを比べてみた場合、アピールしたい商品やサービスは大きく異なります。高級ワイン飲み放題の週末女子会を推すのか、平日のリーズナブルな主婦ランチを推すのか、読者によって企業側が勧めたい情報にも開きがあるのです。

そのため読者ターゲットが決まったら、そのターゲットにふさわしい商品や情報とはいったい何なのかを十分に相談しあった上で、ブログ記事として公開していく情報を決めていくことをお勧めします。

5-3.情報収集・執筆・記事更新のスケジュールを固める

企業でブログ記事を運営していく場合は、更新が滞らないよう一定のスケジュールを決めて動いていく必要があります。もちろんブログの更新タイミングは、企業によってまちまちです。新商品や新サービスがリリースされるタイミングであったり、ボーナス商戦期や季節のイベントなどを狙いながら、新しいブログ記事を出すところもあるかもしれません。

いずれにしろ、更新頻度の高いブログは、多くの読者を引き付けます。
常に新しい情報を得たい読者たちにとって、いつ見に行っても同じ記事が上がっているブログ記事は、新鮮味がなく、メディアとして魅力を感じないからです。

そんななか、絶え間なく読者の知的好奇心を刺激し続けるブログ記事を目指すためには、ブログ記事の運営スケジュールをきちんと組んでおくことをお勧めします。

たとえば、週1回の記事の更新を目指す場合は、

月曜日 情報収集・直近で公開する記事ネタを決める
火曜日 執筆(画像やグラフなど必要資料もそろえる)
水曜日 記事公開
木曜日 情報収集・直近で公開する記事ネタを決める
金曜日 執筆(画像やグラフなど必要資料もそろえる)
土曜日 次週に向けて各自アイデアや情報を整理しておく
日曜日 次週に向けて各自アイデアや情報を整理しておく

というスケジュールを組むこともできます。

ビジネスブログは個人ブログとは異なり、場合によっては会社の「顔」になりうる存在です。そのため、ブログ担当者が独断で作業を進めていくというよりは、周りのスタッフと意見交換をし、相互に確認をしながら進めていくため、時間的余裕が必要です。

そうしたなか、限られた時間の中でこなすべき予定をあらかじめ決めておくと、その後の作業もスムーズに行えます。1週間単位でも2週間単位でも構いません。ぜひブログ運営のためのスケジュールの洗い出しをしてみましょう。

5-4.どこでブログを開設するのか決める

ビジネスブログを開設するには、以下2つの選択肢があります。

  • 無料のブログサービスを利用するか
  • WordPressを利用するか

両者の違いをまとめると、下図のようになります。

  ブログサービス会社 WordPress
費用 無料 無料
記事中の広告表示 あり
(有料で表示をなくせるサービスもあり)

※サービスによっては無料で非表示できるところもあり

なし
独自ドメインの取得 不可
(有料で取得できるサービスももあり)
有料で取得できる
SEO対策 弱い 強い
デザイン性 低い 高い
カスタマイズ性 低い 高い

一般的にビジネスブログには、WordPressを勧める意見を多く見かけます。
理由としては 

SEOに強い(検索結果の表示が上位に来やすい)
記事中の広告表示が無い(読者が記事を読みやすい)
デザイン性が高い(ある程度のスキルが必要だが、好みのデザインに作り上げる自由度が高い。)
カスタマイズ性が高い(ある程度のスキルが必要だが、好みの仕様に作り上げる自由度が高い。)

が挙げられます。

ただし1点注意しておきたいのは、他のブログサービスと異なり、WordPressを使用する際は、ドメイン取得代やサーバーのレンタル代などが年間で1万円強かかることです。
もちろんWordPress自体の使用量は無料です。

各サービスとも、それぞれ異なる特徴を持つため、どの無料ブログサービスがあなたにふさわしいのかを決めるためには、よく比較検討する必要があります。

くわしい内容は次章でご説明しましょう。

6.ビジネスブログにおすすめのブログサービス3選

前章で、ビジネスブログに適しているブログサービスについて触れましたが、ここでは具体的なサービス名と各サービスの特徴をくわしくご紹介しましょう。

6-1.WordPress

WordPress

出典:WordPress

アフィリエイト カスタム性 高い
Googleアドセンス 独自ドメインおよびレンタルサーバー代
SEO対策 強い 広告表示の有無 非表示

〈特徴〉

世界中で多くのファンを持つ無料のCMS(Contents Management Systemの略。ウェブサイト制作の専門知識がなくても、サイト制作・運営・管理が可能なソフト)。個人的なブログからビジネスに必要なホームページまで、あらゆる制作に対応しています。

このソフトでビジネスブログを開設する場合は、レンタルサーバー代とドメイン取得代がかかりますが、なんといってもこのソフトの最大の特徴は、SEOに強いという点です。
ブログで収益を上げたい法人にとって、この利点は見逃せません。

また、デザインや仕様に関して自由に変更できる機能が備わっているため、多少のスキルや勉強は必要ですが、自分好みのブログ記事を作るにはもってこいです。

〈公式サイト〉
https://ja.wordpress.org/

6-2.FC2ブログ

FC2ブログ

出典:FC2ブログ

アフィリエイト カスタム性 高い
Googleアドセンス 独自ドメインでなら可 独自ドメインの取得 可(有料)
テンプレートの種類 6000種類以上 広告表示の有無 非表示

〈特徴〉

こちらもビジネスブログに適した無料ブログサービスです。
画像は10GBまで(有料版は無制限)、本文テキストは容量無制限でアップロードできて便利です。

また、ブログ全体にパスワードを設定して限定公開のブログを書くこともでき、記事ごとの公開・非公開を選択することも可。内容に応じてプライバシーを守ることができ安心です。

さらに、エディタ機能も整っているため、文字のフォントやサイズ、色などをお好みで変更できます。
リンクや動画の貼り付けにいたっては、ボタン一つで簡単に操作できるのも助かります。
ブログの更新通知は、Twitter・Facebookと連携して告知できるので、集客を狙う人にとってはありがたい仕組みとなっています。

2019年8月ごろより、1年間の広告表示の廃止を発表した同サービス。今後どのような舵取りをしていくのか、多くのユーザーたちに注目されています。

 〈運営会社〉
FC2, Inc.

〈公式サイト〉
https://fc2.com/

6-3.Blogger

Blogger

出典:Blogger

アフィリエイト カスタム性 高い
Googleアドセンス 独自ドメインでなら可 独自ドメインの取得
テンプレートの種類 30種類以上 広告表示の有無 非表示

〈特徴〉 

Googleが運営する無料ブログサービス。
こちらも前者の「FC2ブログ」と同様に、運営者側の広告が表示されません。
ブログを運営する側にとって、読者に負担を感じさせてしまう広告表示がないのは、大きなアドバンテージかもしれません。
その一方で、自分の貼りたい広告は設置できるので、これもまた運営者にとってはうれしい限りです。

このブログサービスは、無料ドメイン「blogspot.com」が取得できますが、他方でカスタムドメインも購入が可能です。
さらに、アクセス解析ツールが備わっているので、ご自分のブログ読者の数やブログの訪問者たちがどのようなことに興味を持っているのかがリサーチできます。

ただ一点、コミュニティ機能がないことだけが残念ですが、その他のメリットで十分カバーできているとも言えます。どのブログサービスにすればいいのか迷っている方は、一度利用を検討してみてもいいかもしれません。

 〈公式サイト〉
https://www.blogger.com/about/?hl=ja

7.まとめ

今回の記事を通して、ビジネスブログが本業を繁栄させていく上で、大変役立つツールになることがおわかりいただけたかと思います。
また、ブログならではのコミュニケーション機能を利用することで、消費者動向を把握する有力なマーケティングツールにもなりえる点もご紹介しました。

いまや仕事には欠かせない、こうしたビジネスブログを成功させるためのコツとして、以下15項目をお伝えしました。
あらためておさらいしてみましょう。

【自社のファン作りを目的としたビジネスブログの場合】

  1. 高い独自性を持つ価値ある記事を提供する
  2. 固い口調は避け、読者と会話するような流れで書く
  3. SNSで広めやすい仕組みを作る


【商品・サービスの情報提供を目的としたビジネスブログの場合】

  1. 読者ターゲットを明確にして、読者が求めている内容を提供する
  2. 一人に向けて話す
  3. 1記事につき1キーワードだけ入れる
  4. 専門家になったつもりで、役立つ情報をわかりやすく書く
  5. 量よりも質を重視する
  6. 記事タイトルに注力する
  7. 一文は短く簡潔に
  8. 画像・図表・イラスト・音声・動画などのツールを使用する
  9. データを提示して信頼性を高める
  10. CTA(コール・トゥ・アクション)を設置する
  11. SEOキーワードを入れようと必死にならない
  12. アクセス数に振り回されないようにする

上記いずれも、これまでのビジネスブログにちょっとした工夫を凝らすだけの、実戦的なものばかりです。これからビジネスブログを立ち上げる方は、ぜひ本記事を参考にして、売り上げに直結できるようなブログを作ってみてくださいね。

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