専門家対談 大西 タカユキ 結果が出る「ワインコミュニケーター養成プログラム」の魅力

最終更新日:2021年7月22日

ワインコミュニケーター養成の講座を構築

小林:今回は、ワインコミュニケーター養成講座を主宰されている大西タカユキさんにお話を伺っていきます。普段はおーみんさんとお呼びしていますので、今回もおーみんさんと呼ばせていただきます。

『3ヶ月で「ワインを通じたコミュニケーション能力」を習得する方法」というテーマで、ワインの可能性であったり、ワインを学んでいくにはどうしたら良いのか、専門家のおーみんさんにお話を聞いていきます。

私も、おーみんさんのスクールに通っていまして、そのスクール名が「ワインコミュニケーター養成講座」です。ワインコミュニケーターという言葉を初めて聞く方も多いと思いますが、そのはずです。おーみんさんが作った言葉になります。

講座の目的は、ソムリエを目指すわけではなくて、ワインを通じて大切な人とのコミュニケーションを豊かにしたり、コミュニティ運営にワインを活用したりといったことを学ぶこととなっています。

では、おーみんさん。よろしくお願いします。

大西:よろしくお願いします。

知識ではなくコミュニケーションとしてワインを使えるようになる

小林:おーみんさんの、起業から現在に至るまでのストーリーを自己紹介と合わせて教えていただけますか。

大西:私は、2001年にワインの輸入会社に入社しました。しかもワイン業界では変わっていますが、ぶどうが苦手です。間違ってワイン業界に入ったところから、私の人生は始まっています。それから10年経って2011年、震災があった年にワインの仕事で独立しました。

主に行ってきた事業は、1つ目がワインのネット通販。2つ目に飲食店のワインプロデュース、コンサル、卸など。3つ目がワインのイベント。この3本柱で事業を行ってきました。”ワインで人を笑顔に”が起業当時からの私のコンセプトです。

今年で起業して10年になりますが、去年のコロナの影響がありまして、3本柱のうちネット通販は伸びましたが、飲食店プロデュースとイベントが共倒れになりました。

ここで新しい事業を考えなければならないと思い、10年を迎える直前の振り返りでいろんなことを考えている時に、正弥さんの本に出会って、このオンラインプログラムが出来上がりました

小林:今はすごい勢いでスクールが伸びていますが、もともとの事業がコロナで全然上手くいかなくなった時、心境はどうでしたか。

大西:不思議な心境でしたね。起業して9年は、基本的に右肩上がりで伸びていたのですが、コロナの直前あたりで、「新しい何かをしたいな」という思いがありました。次のステージに行きたいと思っていた時に、コロナの影響を受けたので、自分としてはタイミングなのかなと思いました。

確かに売上は落ちてきましたし、スタッフを抱えていますので不安がないわけではありませんが、個人的には心が逆に燃えてきたような気がします。新しい、クリエイティブなものを生み出す思いが強まりました。

小林:新しいステージに移行するタイミングだったのですね。コロナ禍の中で、新しく立ち上げたワインスクールコミュニケーター養成講座の内容はどのようなものですか。

大西:20年間仕事をしてきてずっと感じてきたことですが、ワインの知識をつければつけるほど、コミュニケーション能力が下がる人が多いです。

小林:それはどういうことですか。

大西:ワイン通の方っていますよね。一見カッコ良さそうに見えるのですが、結構うんちくを長く語る人は、実は残念ながら嫌われている場合が多いです。

本当にそのような人がたくさんいらっしゃいます。せっかく、ワインの知識に長けているのに、嫌われてしまうのはなぜかと考えた時に、これは完全にコミュニケーション能力不足だと気づきました。

たくさんの知識をつけることは悪くありませんが、知識メタボ状態になってしまってそれを生かせていない状態が多い。たくさんの知識よりも1本の感動したワインについてたくさん語れる機会があるほうが、周りの人をハッピーに出来ると気づいたのです。

このような、ワインによるコミュニケーション能力を”ワインコミュニケーター”と呼んでいますが、これが実践出来る人をたくさん育成することが、当初からのコンセプトである”ワインで人を笑顔に”を実現する1つの形だと思って、この講座を作りました。

コミュニケーションが変わることで変化を起こす

小林:ありがとうございます。実際にどんな方が受講して、どのような変化がありますか。

大西:いろんなジャンルの方がいらして、主婦の方やソムリエ資格を持っている方もいますし、美容関係のエステオーナーや鍼灸師の方などもいて、バラバラです。

変化としては、主婦の方がすごく嬉しいメッセージをくださいました。その方は受講されて1ヶ月半ほどでしたが、ワインを一緒に楽しむ仲間が欲しいという思いがあって、ワインコミュニケーターになって仲間を作りたいということで受講されました。

しかし、一番近くにいる旦那様が、もともとワインに全く興味を示さなかったらしいのです。旦那様と一緒にワインを楽しめれば、ワインコミュニケーターの第一歩だ、ということで、ワインの魅力の伝え方を変えたところ、旦那さんがワインの魅力に気づいてしまって、「一緒にワイナリーに行こう」と言ってくれたり、お土産にワインを買って来たり。

このような劇的な変化が、短期間で起こったことに喜んでくださいました。まさにこれがワインコミュニケーションだ、と私も感動しました。

小林:ワインの専門知識はもちろんですが、コミュニケーションも学べますよね。このご夫婦は、なぜそんなに上手くいったのでしょうか。

大西:ワインの知識を学んだからではなくて、コミュニケーションの仕方を学んだからです。このプログラムでいつも言っていることですが、まず話すことではなく「聞きましょう」。

たとえば、私が赤ワインが好きで、正弥さんは白ワインが好きだったとします。間違ったワイン通は、自分が好きな赤ワインのうんちくの話をするわけですね。すると、正弥さんは白ワインが好きなので、そのうんちくは聞きたくなくてうっとうしくなってきます。

それをやめて、「ワインは好きですか」と聞くのがワインコミュニケーションの初めです。質問をすれば、好きか嫌いかで答えられますし、そこから赤が好きか白が好きかと聞いていけば、話が広がります。

「正弥さんは白ワインが好きだ」とわかったところで、自分が白ワインで感動した話をすれば、確実にコミュニケーションがとれますし、その話題は面白いですよね。

ですので、「まずは話を聞きましょう」ということを実践しただけです。それでコミュニケーションが劇的に変わって、周りの人がワインの魅力に気づきだします。

小林:私もこの養成講座を受けていて、プライベートも仕事も、直接的にすごく良いことがありました。

仕事で少し疎遠になっていた社長さんと食事をする機会があり、コロナ禍なので私の自宅で食事をしました。その社長はシャンパンがお好きだそうで、私がシャンパンの中でもストーリーがあるギフトワインを探求していることに喜んでくれて、そこから仕事に発展しました。

プライベートでも、テニスの集まりで初対面でもワインを通じて懇親会で盛り上がったり。コミュニケーションのハブになると実感しています。

大西:私自身、ぶどうが嫌いなところからスタートしていますので、異常なワイン愛のようなものはありません。もちろんワインは好きなのですが、離れたところから客観的に見ている自分もいます。

ワインは自分にとってツールであって、もちろんステキなお酒ですし食文化なのですが、やはりコミュニケーションツールであり、触媒の役割を果たすものだと思います。

初対面でいきなり話しかけるのは今でも苦手です。ただ、ワインが間にあればすごく話しかけやすいのです。そのような場面はすごくたくさんありますし、コミュニケーションがより豊かになるツールなので、そこが魅力だと思っています。

小林:そうですね。ワインは世界共通ですしね。

大西:たとえ言葉が通じなくても、同じワインを飲んで「美味しいね」という表情をするだけでコミュニケーションがとれます。これはすばらしいことですよね。

専門分野で一点突破しワインコミュニケーターに

小林:3ヶ月でワインコミュニケーターになる講座には、初心者の方も入られると思いますが、3ヶ月のカリキュラムや、完全オンラインで学べる学び方についても教えていただけますか。

大西:ワインの学びは普通、膨大な時間がかかります。それは当然で、世界中で作られていますし、収穫の具合が異なれば味も毎年変わります。極端な話、世界中のワインを極めるということは一生かけても出来ないのです。

僕のワインコミュニケーター養成講座では、ワインのスキルを身につけるために、その方の好きなワインのジャンルを専門分野として決めて、好きなことで一点突破するために3ヶ月学びます。

正弥さんの場合はエピソードのあるギフトワイン。「ギフトが好きだ」ということなので、その専門家になっていただく。知識がそなわっていなくても、専門家をうちの講座では名乗っていただくのです。

そこから、例えば3ヶ月間リサーチして学んで知識を深めていくと、僕たちのようなプロよりも、その分野に関して専門性を一点突破出来るのです。これが、3ヶ月という短期間でスキルをつける方法ですね。

小林:なるほど。確かに自分の好奇心が高ければ調べますよね。

大西:好きなものは知識に残りやすいですからね。まったく興味がないジャンルのことを調べても頭には入らないので、好きなことを極めるという点が重要だと思います。

小林:ワインを学ぶとなると、ソムリエ資格のスクールなどが頭に浮かびますが、このようなコンセプトのスクールはなかったのではないですか。

大西:そうですね。知識を教えてもらえるところはあっても、伝え方を教えてもらえるところは本当にありませんでした。資格でいうソムリエは、ある一定の知識レベルを身につけて試験に受かった人です。サービスや実技もあります。

高校や大学の受験と似ていて、資格を取ることが目的の人は、資格を取ってもそれを人生で生かせません。せっかくワインの勉強をしても人生が変わりません。それはもったいないことです。

そうではなくて、ワインで人を楽しませるスキルを身につければ、世界中のワインを学ばなくても、自分が好きなワインを学んで、周りが笑顔になったほうがよほどハッピーになれますよね。ここを重視してプログラムを運営しています。

オンラインの良さを生かしたワイン会を開催

小林:ちなみに、コロナ禍で直接ワイン会を開くことが難しい状況ですが、おーみんさんはオンラインでもワイン会が出来るということですね。

やったことがない人はイメージが掴みにくいかもしれませんが、とても盛り上がりますよね。オンラインワイン会のやり方なども教えていただけますか。

大西:まさにワインはコミュニケーションツールなのですが、私は去年のコロナ禍になってからzoomを使い始めました。

それまでは、オンラインのことを一切知りませんでしたし、イベントはリアルで行っていました。しかし、かならずオンラインでも出来ると思い、本当にいろいろと考えてやってきました。

オンラインの場合は参加者の場所が離れているので、同じ料理を提供するのが難しいですよね。そこで、たとえば「カレーとワインの会をやりましょう」というのです。カレーはレトルトでも何でも良いので、自分で用意してもらいます。

カレーに合うワインを私が先に参加者へ通販でお届けして、同時にオンラインでそれぞれのカレーと合わせてもらって、合う合わないをみんなでフィードバックするのです。

海外のワイナリーとリアルタイムでつないで、「zoom号に乗って海外旅行しよう」といったコンセプトもやりました。つながったらいきなりフランスのカンパーニュの畑の中にいて、生産者が立っていて、そこに通訳をつけてワイナリー見学ツアーをオンラインでやるのです。

これをリアルでやろうとすると本当に大変ですよね。渡航費用もかかりますし、逆にオンラインのほうが実現しやすいです。ご自宅で作り手のワインを飲みながら、現場の畑や醸造設備、生産者の思いが伝わってくるわけです。確実に盛り上がりますし、行った気分にもなれます。

僕は基本、遊び心がベースにあって、どうやったら楽しいか、自分が楽しめるかを常に考えてアイデアを出して実現させています。自分が楽しめることは伝わりやすいですし、参加者も集まってもらいやすいですね。このような考え方でオンラインイベントをやってきました。

小林:オンライン飲み会やzoom飲み会も、一時は流行りましたがみんな飽きてしまいましたね。おーみんさんのような、知識やアイデアがあると楽しみ方が全然変わってきますね。

大西:そうですね。オンライン飲み会はブーム的な感じでしたけれど、そこからオンラインの世の中も熟成してきました。それぞれの使い方もわかってきた中で、どうやったら楽しんでもらえるかをしっかり考えて、コンテンツを実現すれば、人は集まってもらえますし楽しんでもらえると実感しています。

好きなことを専門分野として自分の武器にする

小林:この話を興味をもって聞いてくださっている方が、最初の一歩としてどこからワインコミュニケーターとしての専門分野を探求していけば良いのか、そのヒントをいただけますか。

大西:1つの専門性ジャンルは、ワインコミュニケーターの強みと呼んでいますが、強みを見つける時は、自分の好きなワインを出来るだけ書き出すことです。

赤ワインが好き、濃い赤ワインが好き、ドイツワインが好き、という感じで書き出して見比べた時に「これが良い」というものがあるので、それを1つ絞ること。

それから、ワイン以外に好きなことを書き出す。正弥さんにもしていただきましたけれども、贈り物を送ることが好きだったので、ワインとワイン以外の好きなことを結びつけると、あなたにしかない強みが見つかるという法則があります。

小林:今、ワインコミュニケーター養成講座の中で、活用して活躍している方はいらっしゃいますか。

大西:ソムリエ資格を持っている方が講座に入ってこられて、この方がすごく活躍されています。それなりにベースの知識は持って入ってこられて、どうして講座に入ったのかと思っていたら、「自分の武器がない」と。それが専門分野です。

「全体的に知っているけれどもここだけは自分がすごく知っているという自分の武器がない」ということで、その方はロゼワインを探求されています。

この方はワイン会をやったことがありませんでした。しかし、自然な流れでワイン会が生まれていくのです。やりたくなってきます。1ヶ月半あたりで1回目のワイン会を行ったのですが、受講生が集まりましたね。

受講生仲間といっても初対面ですが、zoomで話していて仲良くなって、ワイン会で集まって、カジュアルな中華料理とロゼの組みあわせを試して、おいしい組み合わせがそこで見つかりました。

小林:意外ですね、中華料理とロゼワインですか。

大西:ロゼワインの中でも甘い、濃い、薄いといろいろ用意して、中華料理にはどんなワインが合うかやってみます。「ゴマ団子に甘いロゼワインをあわせるといちご大福のような味になるね」とか。発見がいろいろありました。

その方は仕事でもワインに関係しているので、仕事にフィードバックして体験したことも伝えたりしながら、今はワインのコンサルなどもしています。

3月からスタートした講座ですが、短期間でいろいろな方が出てき始めていて、いろんな専門家の方がいらっしゃるので、これからが楽しみですね。活躍できるように私がフォローしていかなければな、と思っています。

情報ゼロの状態でワインと向き合う企画も

小林:一受講生としておもしろい企画だと思うのは、ミステリ―ワインです。これについても教えていただけますか。

大西:ミステリーテイスティングというものをやっていて、ワインが紙に包まれた状態で受講生の手元に届きます。自分でワインを買うと、チリワインだとか、辛口だとかわかった状態で購入してしまうので、情報に頭が引っ張られてしまいます。

どこの生産国かも味もまったくわからない、0の情報のものを飲んでみて、その後1人ずつワインの魅力を独自の表現で引き出しあう、というグループレッスンを月に1回行っています。

ワインのコメントを書く時間は、あらかじめ20分と決めています。20分は長いようですが、やってみると本当に一瞬です。

正弥さんも参加されて、本当に足りないくらいの時間なので、最近はコメント時間を少し増やしています。このように、ワインと1対1で向き合って、その良さをワインと会話するイメージですね。

すると、しゃべりながら飲むワインとは味の感じ方も変わりますし、向き合ったからこそ表現してくるワインの風味もあります。一種のメディテーションのようなイメージもあると私も最近感じています。

小林:確かに。あの20分は、目の前に意識がありますね。

大西:マインドフルネス状態になっていると思いますし、ミステリーテイスティングはとても好評ですね。

小林:家族やカップルでも、ワインが好きであれば毎月1回の楽しみになりそうですね。

大西:ぶどうの品種の特性を覚えるという点がワインを覚えるのには重要なので、最後にみんなで品種当てクイズをやって、みんなが答えを出したところで、こちらから答えは言わずに、メッセージの紙を破ると答えが出てくるという、ゲーム的仕組みにしています。

「これは日本のワインか」「この品種だったか」となりますね。そこから私が解説していって、自分の体験したことを腹落ちさせるグループレッスンです。

小林:まだまだお聞きしたいのですが、終了の時間となりました。あっという間でしたが、おーみんさんありがとうございました。

大西:ありがとうございました。

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